ラブ×コントロール
そして…目が覚めると、
ん…?
ここは保健室のベッド?
カーテン閉まってるけど、物音がしない。
誰もいないのかな?
すると、
ガラッ
あっ…誰か入ってきた、先生かな?
私は体を起こさず、そのまま声を発する。
「…先生?」
すると足音が近づきカーテンを開けられ、そこにいたのは。
「…カイっ!?何で?」
「お~起きたか?先生は今職員室だ、絵美ちゃんからカバン預かってきた」
「あ…ありがと」
「大丈夫か?軽い脳震盪だってよ、どっか痛い所はねーか?」
「うん…少しボーッとするけど」
なんか…
優しい?カイのヤツ…。
「おまえ、思ったより軽いんだな?」
「えっ!?じゃあ運んだのあんたなのっ?」
「おぅ!感謝しろよっ」