ラブ×コントロール
すると、絵美が私の腕を掴んだ。
「じゃぁ、行こっか?」
「今からっ!?」
「そうだよっ、もうすぐ部活終わると思うし、行こう!」
「ちょ…ちょっと~!」
私の言葉何て聞かず、絵美に引っ張られ私達はグラウンドにつく。
はぁー…
まいったな、これじゃ見に来たみたいだよ。
と思ったら、本当に部活は終わりかけだった。
そして絵美は、二人呼んで来るっと言って走って行った。
私がいなくても十分積極的じゃん…。
でも、オッケーするのか?二人。
そう考えていると、絵美が二人を連れてこっちに来た。
「宇美オッケーだって~!」
「えっ!?もう聞いたのっ?」
「うんっ!」
早っ!どんだけやる気満々なの、絵美ちゃん…?
「あっ幹野くん、こっちは私の友達で同じクラスの咲原宇美っ」
「あっ、どうも」