ラブ×コントロール


すると、絵美が私の腕を掴んだ。


「じゃぁ、行こっか?」


「今からっ!?」


「そうだよっ、もうすぐ部活終わると思うし、行こう!」


「ちょ…ちょっと~!」


私の言葉何て聞かず、絵美に引っ張られ私達はグラウンドにつく。


はぁー…
まいったな、これじゃ見に来たみたいだよ。


と思ったら、本当に部活は終わりかけだった。


そして絵美は、二人呼んで来るっと言って走って行った。


私がいなくても十分積極的じゃん…。


でも、オッケーするのか?二人。


そう考えていると、絵美が二人を連れてこっちに来た。


「宇美オッケーだって~!」


「えっ!?もう聞いたのっ?」


「うんっ!」


早っ!どんだけやる気満々なの、絵美ちゃん…?


「あっ幹野くん、こっちは私の友達で同じクラスの咲原宇美っ」


「あっ、どうも」


< 29 / 364 >

この作品をシェア

pagetop