ラブ×コントロール
私は焦りながら必死にそう言ったけど、カイは私から目を離さない。
「問答無用だっ!おまえが何でもいいって言ったんだろ?観念しろっ」
「……っ!」
見るとカイも少し赤い顔で、私の目を見ていた気がした。
「……で…でもっ」
「ほれっ…!」
そう言ってカイは、片手で強制的に私の目を伏せた。
次の瞬間……
チュッ…
…って…あれ?
カイの顔が離れる。
あれ?今……ほっぺに
キスした?
頬に手を添えながら私は戸惑う。
するとカイは私の顔を覗き込む。
「何だ、その顔は?」
「えっ!?いや別に…」
ヤバイ私…少し残念な顔した?
恥ずかしさで照れてしまい私はうつむいた。
すると、