ラブ×コントロール


「…悪かったわね?」


「まぁ~いいじゃないそれぐらい、単なるヤキモチじゃない」


「ヤキモチ~!?どーだかっ、単に気に入らなかったのよ私の行動がっ」


「違うって~ヤキモチだってば、宇美だってヤキモチやくでしょ?今だに本道のファン減らないしね~?」


「別に…私は…」


……ちょっとは、あるけど


「それと一緒で本道も宇美といる水内くんにヤキモチ妬いたんだって~引っ張ってくなんて嬉しいじゃん」


「……そうかな?私はちょっと勝手だと思ってムカついたけど…」


「何言ってんの、うらやましいと思ってるよ?本道の事が好きな人からしたら」


「えっ…?」


カイを好きな人…。


そっか…私今までファンの子だって割り切ってたけど、


その中に本気でカイの事、好きな子もいるんだよね…。


「…もっと大切にしなよ?2人やっとくっついたんだからさぁ」



< 334 / 364 >

この作品をシェア

pagetop