ラブ×コントロール


「……うん」


「早く仲直りしな?」


「でも…私から謝るのは…」


「はぁ―…意地っ張り」


「うっさいなぁ…」


「そうだなぁ~冬だし寒いし…2人でもっとぬくぬくするようなデートしたら?」


「デート?何でそうなるのっ」


「当たり前じゃん、仲直りはデートに限るっ」


「そうなの?でも何?ぬくぬくって…」


「だから~例えば、寒いしお家デートとか?」


「えっ!?家っ!?やっ…ヤダよっ」


「まさか…付き合ってからお家デートしてないの?」


「えっ?……まぁ」


「マジ?じゃあいいチャンスじゃん」


「何がチャンスよっ、ないないっ」


「え―じゃあ…みんなで集まるようにセッティングしたらいいでしょ?」


「みんなで?まぁ―…それなら…」


「よしっ、決まり~」


すると絵美は突然、



< 335 / 364 >

この作品をシェア

pagetop