ラブ×コントロール


すると絵美が来た。


「宇美~どうしたの?早くないっ?」


「絵美久しぶりっ、またバカにされたくないから早く来たっ」


「へぇ~珍しいっ」


「ははっ…」


そんなにいつも私時間守ってなかったかな?本当にデートだったら嫌われるかも…気をつけよ。


すると、カイと幹野くんが来たのを見つけて、絵美がすぐ駆け付けた。


「お疲れ~幹野くんっ、今日はありがとね~」


「あぁ、大丈夫だよっ、たまには気晴らししたいからねっ」


絵美偉い、もう彼女みたいな事言ってる。


するとカイが私の隣に来る。


「おいっ、おまえも“お疲れ~”ってないのかよっ?」


「はぁっ?あんたまだ疲れる程体使えないでしょ?」


「おまえなぁ~!」


会って間もなく私達が言い合ってると、絵美が止めに入った。


「まぁまぁ、お二人さんっ、そろそろ映画の券買いに行こうっ」


「あっ、うん」



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