Butterfly
第二章 痛み
『うわっ。もうこんな時間やん!千穂、送るなぁ。』
服を着ながら飛呂がいう。
『ん、ありがとう。』
いまあたしは罪悪感でいっぱい。
本当に最低だよ。
あたしは・・。
『・・俺は本気やから。絶対変えたるで?千穂の気持ち・・。』
夜道を歩きながら飛呂が話す。
『・・うん。』
『んじゃ、また明日な?』
『うん・・ばいばい?』