なにがどうしてこうなった!?




リビングに行くと、どうやら今日はハンバーグらしい。



「美咲、なんであんた今日お風呂早いのよ。
なにか汗かくようなことしたの?」



いつもは夕飯を食べ終わった頃に入るのにそれが今日は違くて不思議に思ったらしい。


「うん……まぁね。

いや、なんとなく今日は早く入りたかったからさ……」



冷や汗をたくさん、かいたんだよね。




「ふーん。まぁいいけど。

あ、そうそう。

朝言い忘れたんだけどね、亮くんこっちに帰ってきたらしいわよ!」



お母さんが嬉嬉として私に知らせてくれた。



私も自分のように喜ぶはずだと思っていたらしく、私の顔を見て拍子抜けしてる。



いや、まぁそうだよね。


だって私もお母さんのような反応するはずだったんだもん。


知らせを受ける前にヤツにさえ合わなければ……!



< 38 / 151 >

この作品をシェア

pagetop