なにがどうしてこうなった!?




「今来た所なんですけど用があるので失礼します。

すみません。

あ、そうだ。美咲ちゃんの隣の席になれたので学校でもお世話になります。

では」


と言って行こうとしたけど、何かを思い出したらしく振り返った。



「じゃあまた明日ね、美咲ちゃん」



いいよ、わざわざそれ言うために振り返らなくても。


けど無視するわけにもいかない。


「う、うん。また明日」


それを聞いてあいつは立ち去った。



なにが“また明日ね”よ。


私は会いたくないわ!


てゆーか、“学校でも”ってなに。“でも”って!


第1、何で私があんたのことお世話しなきゃなんないわけ?



心の中で悪態をつきまくってるけど“亮ちゃん”が行ってしまって、少しホットした反面、残念におもった。


……いや後半は嘘!!

そんなこと思うはずない!



帰ってきてモヤモヤしてたものが更にここで悪化したきがした。



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