なにがどうしてこうなった!?
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いつまでたっても落ち着きのない娘を送り出した家の中は、嵐が去った後のような静けさだった。
今日からまたこんな忙しい日が続くと思うと気が重い。
そして、やっぱり口に出さずにはいられない。
「まったく落ち着きのない子ねぇ」
そういえば、美咲に言おうとしてたことがあったはずなんだけど……
なんだったかな?
「あ、そうだ。
亮ちゃんが帰ってくることだった。
まぁ朝言っても夜言っても変わんないか」
まだ途中だった朝ごはんを食べるためにダイニングに戻った。
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