なにがどうしてこうなった!?

................母side......................................




いつまでたっても落ち着きのない娘を送り出した家の中は、嵐が去った後のような静けさだった。




今日からまたこんな忙しい日が続くと思うと気が重い。



そして、やっぱり口に出さずにはいられない。





「まったく落ち着きのない子ねぇ」




そういえば、美咲に言おうとしてたことがあったはずなんだけど……


なんだったかな?



「あ、そうだ。

亮ちゃんが帰ってくることだった。

まぁ朝言っても夜言っても変わんないか」


まだ途中だった朝ごはんを食べるためにダイニングに戻った。


....................................................................







< 5 / 151 >

この作品をシェア

pagetop