なにがどうしてこうなった!?
まぁまぁ走ったかな?
亮ちゃんどうしてるかな?
てゆーかだいぶ疲れたんだけど……
ちょっと陰に身を隠そう……
テキトーな死角に身を隠す。
あれ?ここら辺って商店街でも特段賑わってる所に近いんじゃない?
そこまで行けば奴らも手出しは出来ないんじゃ…。
よし、行くか!
死角から飛びだす。
その瞬間何かにぶつかった。
「きゃっ!」
跳ね返され、転びそうになりながらもなんとか持ちこたえた。
私だって学習するんだから!もう転んだりしないし!
てゆーか何?
前を見た瞬間、自分の顔から血の気が引くのが分かった。