一匹少女が落ちるまで



「ちょっと〜バカはないでしょー?一応年上だよー?」



「だって本当じゃん。しーねえちゃんも大変だよね〜。こんなのが幼なじみとかさ〜」


「こんなのって…ちょっとホッシー!あんたら姉妹は、ホント正直に物を言いすぎだぞ!」



園子は私と星花を交互に見ながらそう言う。



「じゃあ私勉強してくんね〜」


星花は園子のセリフを無視してから、そう言って2階に向かう階段を上った。




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