島…君をレンタルしたいカナ
島君にレンタルされたい……カナ
新しい仕事に就いて一週間後、やっと『PET HOUSE スマイル』へ行けた。
島さんとは毎日メッセージを送り合ってたけど、顔を見て話ができるのは久し振り。
「会いたかった〜!」と飛び付いて、彼を抱きしめたいと思ってたのにーーー
「島…さん?」
ケージの方に顔を向けたまま、私が店の中に入っても出て来ない彼。
「島さん♡」とラブモード全開で名前を呼んでも無視されてる。
(あーあ、やっぱり怒ってるんだ…)
実は、彼がこんな態度を取るのは私のせい。
キッカケは週末に送ったメッセージの内容にある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『金曜日の夜、新しい職場の人達と飲み会になりました』
これは、私の歓迎会も兼ねてると言われた。
島さんとは、金曜の夜は一緒に夕食を食べようね…と話してたんだけど。
『ごめんなさい。土曜日ならどうですか?』
私なりに気を使ったつもりだった。
だけど、島さんは何も言ってこず、もしかして怒ってるのかなぁ…と思いつつも、やはり新しい職場の人からの誘いも断れずに参加した。
飲み会は意外にも長くあって、終わった時点でメッセージを送るのもなぁ…と思い、翌日店まで行けばいいかと思って来たんだけど、彼は知らん顔してる状態。
島さんとは毎日メッセージを送り合ってたけど、顔を見て話ができるのは久し振り。
「会いたかった〜!」と飛び付いて、彼を抱きしめたいと思ってたのにーーー
「島…さん?」
ケージの方に顔を向けたまま、私が店の中に入っても出て来ない彼。
「島さん♡」とラブモード全開で名前を呼んでも無視されてる。
(あーあ、やっぱり怒ってるんだ…)
実は、彼がこんな態度を取るのは私のせい。
キッカケは週末に送ったメッセージの内容にある。
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『金曜日の夜、新しい職場の人達と飲み会になりました』
これは、私の歓迎会も兼ねてると言われた。
島さんとは、金曜の夜は一緒に夕食を食べようね…と話してたんだけど。
『ごめんなさい。土曜日ならどうですか?』
私なりに気を使ったつもりだった。
だけど、島さんは何も言ってこず、もしかして怒ってるのかなぁ…と思いつつも、やはり新しい職場の人からの誘いも断れずに参加した。
飲み会は意外にも長くあって、終わった時点でメッセージを送るのもなぁ…と思い、翌日店まで行けばいいかと思って来たんだけど、彼は知らん顔してる状態。