好きな人は幼馴染み ー短編集ー
英輔の誕生日の数日後…
「なっちゃん、エイちゃん、
頑張ってね〜!!」
陸上部の私と英輔は放課後
部活動があり、アコはクラスの友達と
一緒に帰っていった…。
「…アコ大丈夫かな……」
アコの後ろ姿を目で追いながら
心配そうに言うから
「リリちゃんだっけ?
あの子といれば大丈夫じゃない?
心配ならコイツは長瀬英輔のモノって
紙に書いて貼っとけば?笑」
と、ふざけて返すと
「…いいね」
と、私の目を見て真面目に言うから
「やめてよね!!
絶対にやめてあげて!!」
と、慌てて返すと
フッと小さく微笑むように笑った。
やれやれ、英輔…
その顔はダメだって。
周りの女が卒倒してるからね!
付き合ってまだ数日の2人は
以前と全く変わらず
アコと私たちはクラスも違うし
必然的に私と英輔が一緒にいる時間のが長いから、本当は違うのに
私達は公認のカップル状態。
アコが気にしていないし
英輔は噂なんか気にする奴じゃないし
アコは私なんかよりも
リアルに凄くモテる子だけど
目立つのを嫌がり
奥手な子と有名だから
英輔と噂になる事は
可哀想だなって思う。
中学の時から私と英輔は陸上部で
全国でもトップレベルの選手だったから
高校に入学してからずっと陸上部からの
オファーはあって、私も英輔も
やる気は無く断ってきたんだけど
私に群がってくる男たちの数人が
陸上部の先輩にぶつかってしまい
手首を骨折させてしまって…
来月の大会に出られなくなったために
代わりに私が出るハメに。
初めは、なんで私が?!っと思ったけど
原因が無いわけでもないし…
んで、英輔は全く関係ないんだけど
頼み込んで私のいる間だけという
約束で入ってくれたんだ。
アコからも
「エイちゃん、お願い…
なっちゃんに何かあったらと思うと…」
と、相当言われていたのもあるけどね。
なんだかんだと文句はぶつぶつ言う
けど、優しいから…英輔は。
「なっちゃん、エイちゃん、
頑張ってね〜!!」
陸上部の私と英輔は放課後
部活動があり、アコはクラスの友達と
一緒に帰っていった…。
「…アコ大丈夫かな……」
アコの後ろ姿を目で追いながら
心配そうに言うから
「リリちゃんだっけ?
あの子といれば大丈夫じゃない?
心配ならコイツは長瀬英輔のモノって
紙に書いて貼っとけば?笑」
と、ふざけて返すと
「…いいね」
と、私の目を見て真面目に言うから
「やめてよね!!
絶対にやめてあげて!!」
と、慌てて返すと
フッと小さく微笑むように笑った。
やれやれ、英輔…
その顔はダメだって。
周りの女が卒倒してるからね!
付き合ってまだ数日の2人は
以前と全く変わらず
アコと私たちはクラスも違うし
必然的に私と英輔が一緒にいる時間のが長いから、本当は違うのに
私達は公認のカップル状態。
アコが気にしていないし
英輔は噂なんか気にする奴じゃないし
アコは私なんかよりも
リアルに凄くモテる子だけど
目立つのを嫌がり
奥手な子と有名だから
英輔と噂になる事は
可哀想だなって思う。
中学の時から私と英輔は陸上部で
全国でもトップレベルの選手だったから
高校に入学してからずっと陸上部からの
オファーはあって、私も英輔も
やる気は無く断ってきたんだけど
私に群がってくる男たちの数人が
陸上部の先輩にぶつかってしまい
手首を骨折させてしまって…
来月の大会に出られなくなったために
代わりに私が出るハメに。
初めは、なんで私が?!っと思ったけど
原因が無いわけでもないし…
んで、英輔は全く関係ないんだけど
頼み込んで私のいる間だけという
約束で入ってくれたんだ。
アコからも
「エイちゃん、お願い…
なっちゃんに何かあったらと思うと…」
と、相当言われていたのもあるけどね。
なんだかんだと文句はぶつぶつ言う
けど、優しいから…英輔は。