近藤夢【短編】

このまま、消えて無くなりたい。


でも、消えない身体。



「鈴木!」



「ハイ!」



先生だけはわたしの味方でしょ?



先生からあんなこといわれたら、わたし、学校でいったい何を信用したらいいの?


今まで、ずっと、ずっと我慢してきた。


この言葉だけは使わないって決めていた。


この行動だけは絶対しないって決めていた。


家族だけは悲しませたくない。



でも、もう、限界です。



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