~闇を抱えた最強総長~
ガチャッ


幹部部屋から降りると、うるさかった下っ端達が静かになった。


あたしは下っ端達が見える位置に立ち、


華蓮「お前ら!今日は報告があって来た。」


下っ端「「「はい!」」」


華蓮「あたしは、輝龍の姫になった。」


ザワザワザワ


一瞬にしてうるさくなった。


華蓮「静かに!」


シーーーン


よし。


華蓮「反対意見がある奴はいるか!?」


シーーーン


いない、みたいだな。


華蓮「賛成の奴は!」


ザッ


クスッ


やっぱりいつ見てもかっこいいな。


下っ端達は、皆同じ姿勢をしている。


足を肩幅に開き、右手で拳を作り胸元に当て、左手は後ろに回し、45°の角度でお辞儀をする。


これは、桜華の中で決め事をする時に、賛成の奴が必ずやる姿勢だ。


揃うとこれがまたかっこいい。


華蓮「反対はないな!じゃあ輝龍の自己紹介をしてもらう!」





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