~闇を抱えた最強総長~
玲、爽「「いぇーーーい!!」」


夏樹「うぉぉぉぉぉ!!!」


水着(パーカー)に着替え終わったあたしと空羽は、みんながいるパラソルに向かった。


なぜか行く途中に


空羽「なんでパーカー来ちゃうのよ!」


華蓮「なんでって言われても...見せたくないから?」


空羽「なんで疑問形なのよ。」


と盛大なため息をされる始末。


空羽「...華蓮、まだ引きずってるの?」


華蓮「...。」


痛いところをついてくるなぁ...


空羽は知ってる。


あたしの肩には深い切り傷があることを...。


切り傷ができた理由も...。


自分自身では吹っ切れたはずなんだけどなぁ...。


自分でも分かるくらいの乾いた笑みがでた。


空羽「華蓮...。何かあったらいつでも相談に乗るから。どうか抱え込まないで。自分を責めないで。」


空羽の悲痛な心の叫びが伝わってくる。

















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