~闇を抱えた最強総長~
疾風「その黒龍は華蓮だ。」



翼「っ!?俺がっ抗争の最中に油断したから!それを庇った華蓮さんがっ」



そこまで言って、翼はポロポロと涙を流し始めた。



柊「男が情ねぇぞ。華蓮は無事なんだからお前が悔やむことはねぇ。」



それでもまだ翼は泣いてる。



柊「いいか、翼。華蓮はお前を恨んでると思うか?」



翼「ヒックいいえっ華蓮さんなら...きっとっ許してくれると、思いますっ」



柊「分かってんじゃねぇか。なら...」



翼「でもっ!俺が、姫である華蓮さんをっ守れなかった!俺の油断で、総長の大切な人を傷つけてしまった!...どうしても...悔しいんです」



ピクッ



俺の...大切な人?



柊「華蓮が俺の大切な人...?」



翼「...違うんですか?華蓮さんは姫だからてっきり...。」



柊「っ!?いやっまだ違うが、いつかは俺の大切な人にする。」













< 160 / 222 >

この作品をシェア

pagetop