~闇を抱えた最強総長~
郁人「嫌だなぁ華蓮。念には念をって言うでしょ?もしもの事があったらどうするの。」



そんなっ!



郁人「それに、僕は華蓮の幸せそうな顔は嫌いなんだ。早く絶望に満ちた顔を見せてくれないかな。」



こいつ、狂ってる。



華蓮「…分かった。」



みんなを守るためにはこれしかないんだ。



たとえ傷ついたとしても、人は生きてればいつか忘れる。



この世から誰かがいなくなるのはもうやめて。



郁人「分かったみたいだね?良かったよ。じゃあまた明日。」



やっと“あいつ”が目の前からいなくなる。



________



華蓮「…はぁ。」



だめだ。“あいつ”に早く慣れないと…











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