~闇を抱えた最強総長~
眞音「俺も…華蓮のことを一番近くで見てきたつもりだった…。だが、本当に華蓮のことを考えていたのは…疾風と瑠衣だった…。…こんな俺じゃ華蓮に認めてもらえないな……」



玲央「僕…華蓮に救ってもらったのに……僕を…過去から連れ出してくれたのは…紛れもなく本当の華蓮だったのに…」



爽、駿「……。」



こいつらも、みんな自分なりの後悔があるんだ…



疾風「俺は…双子のかんというか、よく分かんねぇけど華蓮は裏切ってねぇって思ったんだ…。今までの華蓮の笑顔は本物だっただろ…?輝龍…お前らと会うまでの華蓮は…笑顔なんて1ミリたりとも見せなかったんだぞ…?華蓮は、絶対に取り戻す。例え味方がいなくともな。」



疾風…それだけの思いがあったのか…。



瑠衣「俺…あの時の華蓮の目が気になって……華蓮が言ってる時に…ずっと目を見つめてて…正直、華蓮が何を言ってたのか聞いてなかった……。でも…華蓮の瞳の奥は泣いてた…。助けて、と…叫んでた……。」







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