~闇を抱えた最強総長~
郁人「まったく。華蓮は鈍いんだから何されるか分かってないじゃん。」



そんなわけがない。



ここまでされたら流石に誰でも気づく。



華蓮「離せっ!」



郁人「華蓮の初めては僕が貰うよ。」



華蓮「ふざけんな!」



あたしはやっとの思いであいつを蹴った。



あいつに油断されてたと思うとむかつく。



華蓮「…はぁっはぁっはぁ……」



ベッドに沈んだままの状態だったあたしは、急いで起き上がった。



郁人「っ華蓮の蹴りはやっぱり痛い。」



華蓮「…あたしはお前にヤられるほど従順じゃない。」



人形になるって決めたけど…



初めてだけは好きな人がいい。



そう思うのはわがままなのかな…



郁人「華蓮に選択肢なんて無いのに。」



華蓮「っあたしはお前の物じゃない。」



郁人「華蓮が僕のもとに来た時点で華蓮は僕の物なんだよ?」



華蓮「っっ」















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