～闇を抱えた最強総長～

柊「華蓮…待たせて悪かった。」



突然謝罪をした柊は、本当に久しぶりで、柊の纏う空気すらも違って見えた。



華蓮「っな…んで」



久しぶりに発した声は掠れていて、



柊「っ本当にすまない…」



そんなあたしを見ていた柊は、とても辛そうな顔をする。



華蓮「…やめてよ。もう目の前に現れないでっ」



お願いだからそんな顔を見せないで…



もう裏切ったのに



もう会わないって決めたのに



そんな顔をされるとみんなに会いたくなっちゃうから…



柊「…俺は華蓮に裏切られたことなんて一度もない。」



華蓮「……え…？」