~闇を抱えた最強総長~
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…………?



なにか、聞こえる…。



その声は段々と近づいてきて、



…もう声の正体ははっきりと分かる。



華蓮「…み…んな」



全「「「…っ華蓮!」」」



久しぶりに見たみんなの顔。



みんなを視界に入れた瞬間、とてつもなく泣きたくなった。



華蓮「…みん…な、あいた…かったっ」



あたしの瞳から涙が溢れる。



郁人「っなんで!なんで華蓮は裏切ったのにお前らは来るんだよっ!」



急にそう声を張り上げた郁人は、いつもの余裕そうな郁人ではなく、





…今にも泣きそうなくらい悲痛に顔を歪めている郁人だった。









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