~闇を抱えた最強総長~
華蓮「あたしは別にどこのどいつが暴走族だろうとどうでもいい。見なきゃいけないのは人間性。暴走族っていう肩書きだけで嫌な態度をとったり離れたりはしない。だから安心しなよ。ね?」


とか偉そうな事言っといてあたし自身が自分の過去や正体を話すのが怖いなんて笑えるよね。


輝龍「っ!!!」


玲央「蓮華、ありがとう。」


夏樹「ありがとな。」


柊「お前はそういう奴だったな。ありがとう。」


駿翔「ありがとうございます。」


華蓮「お礼を言われるようなことはしてないよ?ただ思ったことを言っただけ。」


柊「やっぱり決めた。蓮華、俺達輝龍の姫になってくれ!」


輝龍「頼む!」


華蓮「は?なんで姫?あたしはお断り。」


柊「でも蓮華と俺達が一緒にいるのを既に見られてる。このままだと蓮華が狙われることになる。」


華蓮「あたしは守られるのは好きじゃない。守られるだけの姫なんて嫌。自分の身は自分で守る。だから大丈夫。」


柊「蓮華に拒否権はない。強制だ。」


は?まじですか。めんどくさいことになったな。


華蓮「...」


駿翔「ずっと雑談してますけどもうそろそろ学校行く時間ですよ?」


あ、やべー。行くか。
< 29 / 222 >

この作品をシェア

pagetop