~闇を抱えた最強総長~
お母さんが毎晩男と寝るようになってから約1年。僕は小6になった。


その日は、お父さんの命日。お母さんが家に帰ってきた。


僕は、夢中でお母さんに抱きついた。いや、“抱きつこうとした”んだ...


何故か僕は吹っ飛んで、壁にぶつかった。なんで?僕はしばらく理解が出来なかった。


ようやく分かったんだ。僕はお母さんに
“殴られた”。


それからというもの、お母さんは毎日家に帰ってきては僕に暴力を振るった。


ひどい時は、知らない女を家に連れてきて、僕を無理やり犯した。


お母さんは、それでお金を貰ってたんだ。


そんな日々が何日続いただろう。気づけば3年経っていて、中3だ。


僕は家出をした。


家にあるお金をできるだけ持って、繁華街をがむしゃらに走った。


でも僕には生きる場所がない。諦めて繁華街の路地裏でうずくまっていた。そしたら武器を持った暴走族にリンチされたんだ。






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