~闇を抱えた最強総長~
もう何も考えたくない。僕はずっとお父さんのところへ行きたい、と願っていた。


感覚がなくなりはじめ、意識も朦朧としてきた時だった。その人が現れたのは...


「ふざけるな。」


その一言で、喧嘩が始まった。喧嘩は、一瞬で終わった。


5人もの武器を持った奴らに、1人の男が素手で勝ったんだ。


僕もあんな風になれたらな...


「おい、大丈夫か。お前うちに来い。」


最初は何を言っているのか全く分からなかった。


「俺は全国No.1暴走族輝龍1代目総長柏瀬奏〈カシワセソウ〉だ。お前、名前は?」


そういうことか。


「...僕は朝比奈玲央」

「そうか。玲央、もう1度言う。うちに来い。今日からお前の居場所は輝龍だ。」


~end~




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