百年恋

「水山くん、話って??」


振り返って水山くんの顔を見た。

「確認したいことがある。聞かれると良くないから移動しよう。」


告白か。高校に入学して2年生になったのに
未だにされてない告白。
そんなもてない私に!春が来る!!かも!
しかも、転校してきたばっかりのイケメンか…


少し頬を赤くしながら頷いた。


「とりあえず、俺の家に来て欲しい。」


「へ?」


水山くんの真剣な顔にマヌケな声が出た。


「み、水山くん…まだそう言うのは早いって思うんだ…。あの付き合ってもないのにさ…。」


「まて、水野。お前は何を勘違いしているんだ?」

水山くんが思いっきり引いた顔で私を見た

「え?何って…水山くんの話って…その、告白…」


「馬鹿じゃねーの。」
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