星降る空で抱きしめて【上】~女子校英語教師と生徒の恋の場合
そして休みが明け、ようやくまた先生に逢える日が来た。
メールが楽しくてもやっぱり逢える方が良い。
先生の美しい髪や肌、大きく優しい手、煌めく瞳、甘い声が閃いては私の胸を揺さぶる。
「失礼しまーす。」
いつものように英語準備室を訪ねる。
手にはスクバと、それから洋服屋さんの小さな紙袋ひとつ。
ドアを開けると今日もそこに先生がいた。
「よ。」
先生が柔らかく微笑む。
「また分かんないとこあった?」
先生が手にしていた赤ペンのキャップを閉める。
「うんちょっとだけ。
あ、あとね、これ…」
持っていた紙袋を先生に差し出す。
「何?」
「この間マフラー借りっぱだったから。」
「あぁ。サンキュ。」
「私こそ。ありがとうございました。」
ぺこっと頭を下げた私から先生がマフラーの入った袋を受け取って、自分のデスクに置く。
メールが楽しくてもやっぱり逢える方が良い。
先生の美しい髪や肌、大きく優しい手、煌めく瞳、甘い声が閃いては私の胸を揺さぶる。
「失礼しまーす。」
いつものように英語準備室を訪ねる。
手にはスクバと、それから洋服屋さんの小さな紙袋ひとつ。
ドアを開けると今日もそこに先生がいた。
「よ。」
先生が柔らかく微笑む。
「また分かんないとこあった?」
先生が手にしていた赤ペンのキャップを閉める。
「うんちょっとだけ。
あ、あとね、これ…」
持っていた紙袋を先生に差し出す。
「何?」
「この間マフラー借りっぱだったから。」
「あぁ。サンキュ。」
「私こそ。ありがとうございました。」
ぺこっと頭を下げた私から先生がマフラーの入った袋を受け取って、自分のデスクに置く。