星降る空で抱きしめて【上】~女子校英語教師と生徒の恋の場合
今日の顛末を思い起こして眼を伏せた時、俺の向かいでにっしゃんがデリカシーに欠けた発言をする。
「いや、うちのガッコ、マジで可愛い子結構いるよ?
南条も良いよなぁ。髪綺麗だし、清楚な感じで、いかにもJKと付き合ってんなーて実感しそう。」
「…そういう目で見んなって。」
南条をいかがわしい目で見られるのは甚だ忌々しい。
何せ南条は俺にとって神聖なものであるのだから。
「にっしゃん。腰掛けのお前と違って俺らはそういうの死活問題だから。」
宇都宮先生がたしなめる。
「そう言うミヤさんは神川でしょ?
可愛がってんのもろバレっすよ。」
にっしゃんが今度は宇都宮先生に絡む。
神川とは映研の神川揺花。南条の友人だ。
「何言ってんの、お前。
神川は─」
神川はただの生徒、そういう関係じゃない。
俺もにっしゃんもそういう応えを予想していた。
「神川は別格だから。」
「いや、うちのガッコ、マジで可愛い子結構いるよ?
南条も良いよなぁ。髪綺麗だし、清楚な感じで、いかにもJKと付き合ってんなーて実感しそう。」
「…そういう目で見んなって。」
南条をいかがわしい目で見られるのは甚だ忌々しい。
何せ南条は俺にとって神聖なものであるのだから。
「にっしゃん。腰掛けのお前と違って俺らはそういうの死活問題だから。」
宇都宮先生がたしなめる。
「そう言うミヤさんは神川でしょ?
可愛がってんのもろバレっすよ。」
にっしゃんが今度は宇都宮先生に絡む。
神川とは映研の神川揺花。南条の友人だ。
「何言ってんの、お前。
神川は─」
神川はただの生徒、そういう関係じゃない。
俺もにっしゃんもそういう応えを予想していた。
「神川は別格だから。」