星降る空で抱きしめて【上】~女子校英語教師と生徒の恋の場合
するとやにわに彼が今度は私に向き直る。
そして、
「君…いいね。」
と、輝くばかりの笑顔を見せる。
(えっ?)
その笑顔がとても可愛らしくて輝いて見えるので、思わず見惚れてしまう。
改めて見ると息を飲むような物凄い美少年…
それに…
(「いいね」って何?)
よく分からない。
けれど。
胸がドキンと鳴る。
「彼らのはオーストラリア訛りだね。
分かんなくてもしょうがないよ、日本の学校では聞き慣れないから。
それより…」
彼は私に何事か話しかけるけれど、私はその爽やかで甘い声に鼓膜を震わすので精一杯で、
その内容は頭が動かず、全然入ってこなくなった。
綺麗な指で柔らかな髪を掻き上げる美しい男の子は、まるで昔見た絵本の王子様を思わせる。
私はただただその様を夢でも見ているかのように見つめ、立ち竦んでいた。
そして、
「君…いいね。」
と、輝くばかりの笑顔を見せる。
(えっ?)
その笑顔がとても可愛らしくて輝いて見えるので、思わず見惚れてしまう。
改めて見ると息を飲むような物凄い美少年…
それに…
(「いいね」って何?)
よく分からない。
けれど。
胸がドキンと鳴る。
「彼らのはオーストラリア訛りだね。
分かんなくてもしょうがないよ、日本の学校では聞き慣れないから。
それより…」
彼は私に何事か話しかけるけれど、私はその爽やかで甘い声に鼓膜を震わすので精一杯で、
その内容は頭が動かず、全然入ってこなくなった。
綺麗な指で柔らかな髪を掻き上げる美しい男の子は、まるで昔見た絵本の王子様を思わせる。
私はただただその様を夢でも見ているかのように見つめ、立ち竦んでいた。