キミノテノヒラノウエ。
私は驚いた顔のまま
「一緒に…暮らすの?」
「利害が一致する同居人って事でどう?」
同居人って?!
薫ちゃんとおねーちゃんは恋人なんじゃないの?
おねーちゃんの恋人とルームシェアは変でしょ!
「…おねーちゃんは?
おねーちゃんはなんて言ってるの?」
「美冬(みふゆ。おねーちゃんの名前だ。)にてまりのことは頼まれてる。」
とあっさり言った。
おねーちゃんに頼まれてこんな提案を?
医学生のおねーちゃんは、忙しくて一緒に暮らせない。
だから代わりに私がルームシェアをして家事をする代わりに快適な部屋を手に入れる?
かっこよくなった薫ちゃんを1人にするのは心配って事かな。
そういうこと?
頭がいい人たちは考えることは理解できない。
「…おねーちゃんがそう言ったの?」とぼんやり聞く。
「ルームシェアだ。同棲じゃない。」と薫ちゃんが微笑む。
「当然です。」と私は怒った顔をする。
「こどもは相手にしない。」と薫ちゃんはクッと笑う。
…まあ。そうだよね。
お姉ちゃんの恋人だから、
恋愛対象ってありえないし…
利害の一致したルームシェア。
気心が知れているし、随分年上だし…
…薫ちゃんだしね…。
「一緒に…暮らすの?」
「利害が一致する同居人って事でどう?」
同居人って?!
薫ちゃんとおねーちゃんは恋人なんじゃないの?
おねーちゃんの恋人とルームシェアは変でしょ!
「…おねーちゃんは?
おねーちゃんはなんて言ってるの?」
「美冬(みふゆ。おねーちゃんの名前だ。)にてまりのことは頼まれてる。」
とあっさり言った。
おねーちゃんに頼まれてこんな提案を?
医学生のおねーちゃんは、忙しくて一緒に暮らせない。
だから代わりに私がルームシェアをして家事をする代わりに快適な部屋を手に入れる?
かっこよくなった薫ちゃんを1人にするのは心配って事かな。
そういうこと?
頭がいい人たちは考えることは理解できない。
「…おねーちゃんがそう言ったの?」とぼんやり聞く。
「ルームシェアだ。同棲じゃない。」と薫ちゃんが微笑む。
「当然です。」と私は怒った顔をする。
「こどもは相手にしない。」と薫ちゃんはクッと笑う。
…まあ。そうだよね。
お姉ちゃんの恋人だから、
恋愛対象ってありえないし…
利害の一致したルームシェア。
気心が知れているし、随分年上だし…
…薫ちゃんだしね…。