嘘つきな婚約者


まあ、なんとか、麻生胡桃も納得してくれて、前沢君とも親しくなれて、楽しく過ごした。

やっとここまで来れた。

これで、完璧に恵都を手に入れたと思った。

目の前には、幸せへの道が開けているはずだ。

まあ、そんなに易々と自分の都合のよいようには、なかなか行かないものだと、思い知ることとなる。





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