想いの一方通行
「どーした?」

高橋くんの声だった。

なんとなく察した。

告白じゃない?

「颯斗先輩、あの…」

1年生か。

よく分からないけど用具室なんかで

2人きりになれるのはマネージャーか

その辺だろうな。

女バスの子の声じゃないし。

とか冷静な判断できる私が怖いわ。

「ん?どーした?」

「す、好きです。」

まぁ、そうですよねぇー。
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