恋愛失調症

「わたし、まさのりさんと結婚するの!」

「そんな汚れた身体で?…もう俺の身体を覚えてしまったのに?」

わたしの瞳から無数の水滴が溢れ出た

それが涙だと気付いたのは頬を伝った冷たさだった


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