俺様上司と私の秘密の恋。






部長はというと、ジーッと私の方を見ている。





なんか電話しにくいんですけど。





「デート、ですか」





『あぁ。この前雛沢さん熱を出してご飯できなかったし』





あ、島くんに行ってもらったとき。





「すいません、行けなくて」





『いや、いいんだよ。
島さんから聞いたときは心配したけど
声聞いたらもう元気そうだから安心したよ。
で、どうかな?デートのほう』





どうしよう。





と、考えているといきなり手元から携帯がなくなった。





< 130 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop