俺様上司と私の秘密の恋。
「さ、僕はもう行くよ。
これを確認したかっただけなんだ。
時間を取らせてしまって悪かった。
次は水曜日の14時に打ち合わせだったよね?」
「あ、はい、そうです。
あの、高島社長」
「なんだい?」
「その……すいませんでした。
このことは他言しないでいただけると嬉しいです。
それからこれからもよろしくお願いします」
「あぁ、約束するよ。
じゃあ、また水曜日に」
と、伝票を持って去っていった。
まさかバレるなんて思ってなかった。
でもよかった。
契約破棄にならなくて。