俺様上司と私の秘密の恋。
限界と別れ。
嫌がらせをされ1ヶ月が過ぎた。
今も変わらず嫌がらせが絶えない。
むしろ嫌がらせがひどくなってきていた。
夜帰ると、ポストにゴミが入れてあったり。
出社すれば、椅子の上には画鋲が針を上にしておいてあったり。
正直ここまでくると、さすがに参ってくる。
そんな様子みて先に気づいたのは島くんだった。
心配した島くんが今、私を連れ出しなぜか一緒に居酒屋にいた。
「雛沢、お前嫌がらせされてるのか?」
あまりにも直球すぎるけど、バレたら隠せない。
でも、もし島くんに白状しちゃったらきっと……
部長に伝わってしまう。
なんとかしてでも誤魔化さないと……。