俺様上司と私の秘密の恋。
「アハハ、そうですね。
最近美和と会ってないな……」
「たまには美和と遊んでやってくれよ。
じゃないと俺が八つ当たりからうからよ」
「すいません」
八つ当たりする美和を想像しただけで、なぜか心が暖かくなる。
きっとそれは、友達の幸せな姿が見えるからだろう。
「よし、今日は仕事切り上げて飲みにでもいくか!気晴らしに2人で」
「何言ってるんですか!美和に怒られますよ?」
「それもそうだなー
私抜きで令奈と飲みに行ったの?ずるいって怒られそう。誘うか」
そう言って神崎部長は美和に連絡を入れる。
ってか、飲みに行くことになったの?
明日早いんだけどな〜。
まぁいっか。
そう思い、飲みに行く準備をした。
「よし、美和も来るって言うし先にいつもの居酒屋でも行ってるか」
「そうですね!」
部長と別れてから、あの居酒屋に行くのは今日が初めて。
今まで美和や神崎部長に誘われてはいたけど、部長がいるのでわ?って考え避けてきた。
今日は大丈夫だよね?