俺様上司と私の秘密の恋。





「アハハ、そうですね。
最近美和と会ってないな……」





「たまには美和と遊んでやってくれよ。
じゃないと俺が八つ当たりからうからよ」





「すいません」





八つ当たりする美和を想像しただけで、なぜか心が暖かくなる。





きっとそれは、友達の幸せな姿が見えるからだろう。





「よし、今日は仕事切り上げて飲みにでもいくか!気晴らしに2人で」





「何言ってるんですか!美和に怒られますよ?」





「それもそうだなー
私抜きで令奈と飲みに行ったの?ずるいって怒られそう。誘うか」





そう言って神崎部長は美和に連絡を入れる。





ってか、飲みに行くことになったの?





明日早いんだけどな〜。





まぁいっか。





そう思い、飲みに行く準備をした。





「よし、美和も来るって言うし先にいつもの居酒屋でも行ってるか」





「そうですね!」





部長と別れてから、あの居酒屋に行くのは今日が初めて。





今まで美和や神崎部長に誘われてはいたけど、部長がいるのでわ?って考え避けてきた。





今日は大丈夫だよね?





< 248 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop