俺様上司と私の秘密の恋。
それからしばらく、3人は楽しんでいた。
私はと言うと、たまに話しに入りながらも気まづさが大きくひたすらビールを飲み続けた。
もうどれくらい飲んだかわからない。
「ちょっと、令奈!
大丈夫?飲みすぎじゃないの?」
「大丈夫だよ、美和」
それからも次々へと飲む私を見て、美和は
「あー、もう!誠も止めてよ!
これじゃ明日に支障でるよ?仕事に」
「あ、あぁ……
よし、今日はこの辺にしとくか。
春馬、悪いけど雛沢送ってってくれ。
俺は美和と帰るから」
「……あぁ」
嘘でしょ……部長が?
それはさすがに……
「大丈夫です!!」
「雛沢、送ってってもらえ。な?」
そう言って神崎部長は、美和の分と2人分お金を置いてって店を後にした。
2人きりって……