俺様上司と私の秘密の恋。
それから私たちは部長の家に帰り、お互いの存在を確認するかのように求め合い一つになった。
あのとき付き合ってたのに、1度も抱くことがなかった部長。
やっと抱いてくれた。
それがすごく嬉しくて、幸せで……
「部長?大好きです!」
と、言いたくなるくらいこの人を愛していたんだと改めて気づいた。
「知ってる。
それより令奈、俺はもうお前の上司じゃないんだけど?
いつまで部長って呼ぶ気?」
「あっ……えっと、じゃあ……桜木さん?」
確かに部長って呼ぶのももうおかしい話し。
「プッ……おまっ!そっちかよ。
名字で呼ばれると距離感じるけど?」
え……確かにそうだけど……
「春馬。呼んでみ?」
春馬なんて……恥ずかしいよ……