俺様上司と私の秘密の恋。
それから1年は、仕事を恋人だと思うような仕事三昧で明け暮れて。
そんなある日、春馬さんと再会をし
ヨリを戻して、今に至る。
そんな思い出ともサヨナラをしなくてはならないのか。
「神崎部長、今まで本当に色々と
お世話になりました」
「そうだな〜
春馬と雛沢をくっつけるために
美和と俺が2回も仕組んだしな?」
確かに、そんなこともあった。
ヨリを戻すキッカケをくれたのも、神崎部長と美和だった。
あとから聞いた話しだと、神崎部長が春馬さんをあそこに呼び
春馬さんに私を送るように支持したのは
このまま私たちを見てられなかったから
そう仕向けたらしい。
2人にはすごい感謝しなきゃならない。
「その説は、ありがとうございました」
「いいえ!ま、今後も4人で飲もうな?
俺らはもう上司と部下ではない。
ただの友達だからな?」
神崎部長……
「はい!」
そして私たちは会社を後にした。
今まで、本当にお世話になりました。