俺様上司と私の秘密の恋。
それから仕事はスムーズに行き、退社時間。
なぜか私は帰れず、社長室で春馬さんが仕事終わるのを待たされていた。
「よし、終わった。
令奈、飯食いに行こう?」
さっきのご機嫌取り?
「そんな気分じゃないです」
「ごめんって、バラしちゃって。
でも俺以外の男に呼び捨てさせる令奈も悪いと思うよ?」
なっ!!!開き直ったー?
「意味わかんない……」
そうポツリと呟いたのを春馬さんは聞いてたらしく
「そういうとこも、無防備すぎ。
ほら、いいから行くぞ?」
そう言って私の腕を引っ張り車まで連れてかれた。
春馬さんって、強引なとこあるよなー……。