オオカミスイッチ 【完結】
12.
オオカミスイッチから逃れてから
数日が経った。
この日、重い足取りをなんとか奮い立たせ、
4限の授業が終わるとお昼も食べずに
パソコン室へ向かった。
この時間なら、空いてるはず。
ここで課題をひとつ終わらせよう。
無心になって文字を打ち込む。
カチャカチャと、キーボードを叩く音が響く。
調べ物をしたり
打ち直したりをしているうちに
窓から明るい日差しが降り注いでいた
机の上に、影が落ちはじめた。
あっという間に
日が暮れる。
数日が経った。
この日、重い足取りをなんとか奮い立たせ、
4限の授業が終わるとお昼も食べずに
パソコン室へ向かった。
この時間なら、空いてるはず。
ここで課題をひとつ終わらせよう。
無心になって文字を打ち込む。
カチャカチャと、キーボードを叩く音が響く。
調べ物をしたり
打ち直したりをしているうちに
窓から明るい日差しが降り注いでいた
机の上に、影が落ちはじめた。
あっという間に
日が暮れる。