オオカミスイッチ 【完結】
朝、起きると
蒼井先輩はもう布団にはいなかった。

囲炉裏に火がつき
雨戸が開けられ
太陽の日差しが差し込んでいた。

「おはよう、リオ」

『おはよう・・ございます』

なんだか照れくさい。
でも
ちょっとうれしい。

「ごはん食べたら支度して。
 帰るよ」

『はいっ』
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