オオカミスイッチ 【完結】
私の蒼井先輩、じゃ
なくなった。



膝を抱えてしゃがみ込む。

立ちあがって
追いかけてしまわないように

行かないで。
戻ってきて、と
すがりつかないように

膝をぎゅっと抱えて
小さく丸くなって
しゃがみ込む。



「だい・・すき・・だよぉ・」



もう、いいですか?


もう、限界です

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