オオカミスイッチ 【完結】
下から蒼井先輩を見上げると
鼻筋がスッと通っていて
顎のラインがシャープで
長いまつげから覗く薄茶色の瞳に
吸い込まれそうだった。

「やっぱり
 俺のこと、好きになって」

『え・・何言って・・』

「俺がずっと かまってあげるから
 俺のこと、好きになってよ」

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