オオカミスイッチ 【完結】
「暇なときとか
 遊びたい気分のときとかに
 お互い気兼ねなく誘い合える仲」

『カナちゃん、男友だちならいっぱいいるんじゃない?』

「ま、ね。
 でもさ、蒼井先輩みたいな高レベルの男は
 そうそういないよ。
 なんかこう・・優越感?
 私の男!って、自慢したくなっちゃうの」

『それって・・なんか、寂しくない?』

「別に?
 私も、蒼井先輩も、
 特別な誰か、よりは
 気楽な友だち、の関係のほうがいい、
 ってタイプだから」
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