愛され系男子のあざとい誘惑
「藤澤さん、もうすぐ誰か来るかもしれませんよ」
それにしても本当に寝顔も綺麗。まつげも本当に長いし、唇も全然カサカサしていなくて艶っぽい。この唇にキスしたらどうなるだろう。ごくっと息を飲んだ。
誰も見てない、彼も起きてない。念のためもう一度、辺りを見渡して少しずつ彼の顔に自分の顔を近づけた。
「だめ、やっぱりダメ。いくら誰もいないし、相手も寝ているからってこれはダメ」
危なかった。もう少しで寝込みを襲うところだった。我に返り、急いで距離を取った。さすがにこれはアウト。プルプルと首を振っているとクスクスと聞こえる笑い声。
「藤澤さん?!ま、まさか起きてたんですか?」
「キスで起こしてくれないの?」
穴があったら入りたい。しかも体がすっぽりと入る大きな穴。そしてそのまま蓋を閉めて誰も開けないでほしい。
寝込みを襲いかけて寸止めだったとはいえ、相手にそれを気付かれるなんて本当にここから早く立ち去りたい。
「足プルプルしてるし、顔まで近づけられるんだもん。起きるに決まってるでしょ。別にキスしてくれてよかったのに」
それにしても本当に寝顔も綺麗。まつげも本当に長いし、唇も全然カサカサしていなくて艶っぽい。この唇にキスしたらどうなるだろう。ごくっと息を飲んだ。
誰も見てない、彼も起きてない。念のためもう一度、辺りを見渡して少しずつ彼の顔に自分の顔を近づけた。
「だめ、やっぱりダメ。いくら誰もいないし、相手も寝ているからってこれはダメ」
危なかった。もう少しで寝込みを襲うところだった。我に返り、急いで距離を取った。さすがにこれはアウト。プルプルと首を振っているとクスクスと聞こえる笑い声。
「藤澤さん?!ま、まさか起きてたんですか?」
「キスで起こしてくれないの?」
穴があったら入りたい。しかも体がすっぽりと入る大きな穴。そしてそのまま蓋を閉めて誰も開けないでほしい。
寝込みを襲いかけて寸止めだったとはいえ、相手にそれを気付かれるなんて本当にここから早く立ち去りたい。
「足プルプルしてるし、顔まで近づけられるんだもん。起きるに決まってるでしょ。別にキスしてくれてよかったのに」