スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
嬉しい気持ちと、ホッとした気持ちと、ちょっとだけ気がかりと……。
「実和子、改めて言う。俺と、結婚を前提に付き合ってほしい」
私の手を握った亮平さんの力は、さっきより強くて、彼の温もりをさらに感じる。
夢にも思っていなかった彼の告白に、胸は大きく高鳴っていた。
「嬉しいです……。信じられないくらいに。でも、萌さんは大丈夫なんですか? 亮平さんのこと、簡単に吹っ切れる感じには見えなかったですけど……」
「俺は、もう彼女への想いが戻ることはない。今は実和子を守りたいのと、失いたくないことで必死だから」
「やっぱり、萌さんは納得してないんですね?」
あんなに亮平さんを返してもらうとか言っていたし、簡単に未練を断ち切れるようには見えない。
「そうだと思うけど、今さら俺がどうにもしてやれないし。それに、萌は貴也と結婚するから」
「あ、そっか……。貴也さんから、それを聞いてました。ふたりの結婚は、決定なんですか?」
「実和子、改めて言う。俺と、結婚を前提に付き合ってほしい」
私の手を握った亮平さんの力は、さっきより強くて、彼の温もりをさらに感じる。
夢にも思っていなかった彼の告白に、胸は大きく高鳴っていた。
「嬉しいです……。信じられないくらいに。でも、萌さんは大丈夫なんですか? 亮平さんのこと、簡単に吹っ切れる感じには見えなかったですけど……」
「俺は、もう彼女への想いが戻ることはない。今は実和子を守りたいのと、失いたくないことで必死だから」
「やっぱり、萌さんは納得してないんですね?」
あんなに亮平さんを返してもらうとか言っていたし、簡単に未練を断ち切れるようには見えない。
「そうだと思うけど、今さら俺がどうにもしてやれないし。それに、萌は貴也と結婚するから」
「あ、そっか……。貴也さんから、それを聞いてました。ふたりの結婚は、決定なんですか?」