甘くもビターな恋の味。
朝ごはんのトーストを食べながら、ついていたテレビを見る。








『今日は暖かく過ごしやすいでしょう。
続いて、今日の占いです!』








占いか。信じてはないけど、見るだけ見みようかな。








そう思い、テレビ画面を見つめる。








『第1位、射手座のあなた。
新たな出会いがあるでしょう。』








ふーん、1位か。新たな出会い…ね。友達とかかな?








『では、良い1日を!』








他の星座の占い発表も終わり、テレビを消す。








ちょうどトーストも食べ終わり、そろそろ学校に行かなくてはいけない時間だ。








「千夜、時間」








「今行く」








いつの間にか着替え終わっていたお母さんに声をかけられ玄関に向かう。
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